コロンのブログ

日々の出来事や思ったことなどを取りとめもなく記していきます。

思ったこと、気になった事、どんどん載せていきます( *´艸`)

さーて、仕事辞めるぞ! ヽ(`Д´)ノゴルァァア!!

アフォリズム  強欲のカードローン 藤田智也

・ 2016年の自己破産の申立数が13年ぶりに増えた、というニュースに接した「」
  p7l12-13        


・2006年に消費者金融などを規制する「貸金業法」が改正された。上限金利は100万円以上を貸すなら年15%、10万円以上100万円未満なら年20%までとなり、2010年に完全施工となった。   
 このとき、同時に導入されたのが、貸出額は他の業者も合わせて年収の3分の1を超えてはいけない、とする「総量規制だ」。  p8l16-p9l5


・カードローンを提供する銀行や信用金庫などの金融機関は、貸金業者ではないため、貸金業法の規制を受けない。p9l8-9



・「昔は銀行が貸さないような人に消費者金融が高い金利をつけてお金を貸していた。いまは消費者金融でお金を借りられない人が銀行のカードローンに流れている」p32l7-8


・最近の銀行カードローンは、最初から200万円、300万円という大きい金額をどんと貸し付ける。p33l2-4


・業界大手のアコムは三菱UFJフィナンシャルグループのプロミスは三井住友フィナンシャルグループの傘下に入り、レイクの事業は新生銀行が買収。銀行だけでは難しかった個人向け無担保ローンの審査や債権管理を請け負うことで活路を広げてきた。武富士は破綻して整理され、大手の独立系はアイフルだけ。p35l9-12


・「一般の貸出金利は住宅ローンにしろ、企業の貸し出しにしろ、かなりもう低金利になっている。上限金利が十数%に設定できるカードローンは、大銀行にとっても大変うまみのある商売になってきたわけですね」 p39l13-15


・「大銀行は僅か0.07%の金利で調達したお金を14%で生活に困っている人に貸している」 p40l1


・50万円超の貸し出しをするときには、年収証明書を確認することが義務づけられている。しかし、銀行には何の義務もない。 p45l12-13


・住宅ローンの金利ならゼロ%台、カードローンなら12%超、もしくは14%台。この「格差」は借りる方にとっても貸す方にとっても凄まじい。 p54l6-7


・銀行がカードローンに前のめりになる気持ちもわかる。住宅ローンで2000万円の契約を取るよりも、カードローンで100万円の契約を2つ取るだけで収入は2倍、元手を考えると利益はもっと大きくなる。p55l5-7


・社会福祉協議会には、お金が本当に必要な人の為に、低利・無利子で貸してくれるしくみがあるという。失業や休職、病気などでお金が一時的に足りなくなるような場合には、高金利の銀行や消費者金融に行く前に、まずは社会福祉協議会にきいたほうがいい
p69l3-6


・全国社会福祉協議会によると、制度の正式な名前は「生活福祉資金貸付」。各地の市区町村の社会福祉協議会が窓口となり、低所得世帯、障がい者世帯、そして高齢者世帯を対象にお金を貸してくれる。p69l9-11


・明細によれば、5万円のうち元本返済は2万数千円だけ、残りは利息払いだった。そんなことも、払っている間はわからない。考えもしない。追われている本人には、ただ月末の「返済額」しか目に入らないのだ。78l1-3


・「銀行さんという大きな冠をいただき、その裏で消費者金融が保証する。それは大きい。消費者金融としては、今まで取り込めなかったお客様が自分たちのお客様になってくれれる可能性があるということですから」p84l1-3


・さらに、(地銀で働いていた元銀行員)が取材に対し、消費者ローンの契約実績が銀行員の業績評価の対象になっている実情を訴えている。p84l4-5